鼻腔共鳴はミックスボイスに必要か?

これは歌などにはたびたび言われている事なのですが、ミックスボイスには鼻腔共鳴(びくうきょうめい)は必要なのかどうかという疑問です。

鼻腔共鳴が出来ないとミックスボイスが出来ないのか?というような疑問は、前からけっこうあるみたいですね。そう考えると、ミックスボイスを習得する前には、「先に鼻腔共鳴の習得が必要?」と思う方も多いと思います。

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習得の難易度としては、ミックスボイスよりも、鼻腔共鳴のほうが簡単なんですよね。
なのでまずは、鼻腔共鳴から実践していくといいと思います。

鼻腔共鳴はミックスボイスに必要か?

この事についてなのですが、結論から言うと、「ミックスボイスに鼻腔共鳴は必要」です。

ですが、もっと掘り下げていって、深く考えてみると、
ミックスボイスだけではなく、歌全般で鼻腔共鳴が必要になるんです。

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中には自分の声を違う声にする為に、敢えて鼻腔共鳴をしないで、クリアな透明感のある裏声にするといった場合はあります。
ですが基本的には、ミックスボイス以外でも鼻腔共鳴は必要です。
ミックスボイスに必要なのは、諸説あると思いますが、

1・裏声を出す事

2・声門閉鎖を行なう事

3・鼻腔共鳴を行なう事

この3つを同時にする事は、必要最低限だと思います。
そもそもミックスボイスとは、世間では「裏声と地声を混ぜた声質」と言われる事が多いのですが、実際は
「地声」のように聴こえる「裏声」が正しいと思います。

ファルセット(息漏れの多い裏声)を、声門閉鎖で鋭さを増し、そこに鼻腔共鳴を加える事で、「裏声を出しているのに地声に聴こえる声」に変化させる発声が、ミックスボイスです。
もし鼻腔共鳴がなかったら、それは「鋭い裏声」であり、ミックスボイスではないんですよね。
(高音は出せると思いますが)

例えば、ホースから水が出ているします。
ホースの口から少しずつ、じょぼじょぼと水が出ていて、口を上下に潰すと、水は鋭く出ますよね?
これを「ホースの声帯(声門)、水を声」として考えてみて下さい。

 

つまり、少しずつ出ている水を「ファルセット」だとします。
そこで、ホースの口を潰す行為を「声門閉鎖」だとします。
すると、水は勢いよく出ますが、これが声だとしたら「鋭い裏声」、つまり、ヘッドボイスと呼ばれる、高音を出す発声法ですよね。

・裏声+声門閉鎖=ヘッドボイス

・裏声+声門閉鎖+鼻腔共鳴=ミックスボイス

という事ですね。
(実際はちょっと違いますが)

 

なので、ただ単に高い声を出したいだけなら、「裏声+声門閉鎖」でも出せると思います。
これはファルセットの「息漏れの多い裏声」ではなく、「息漏れの少ない裏声」ですね。

ミックスボイスを出す為に鼻腔共鳴を加えると、声に響きがプラスされ、地声のような声質になります。これがミックスボイスですね。
なのでミックスボイスには、必ず鼻腔共鳴が必要になるというのが、個人的な見解です。

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