ミックスボイスの出し方は?感覚やコツは?

カラオケで高音を出す場合は、ミックスボイスという発声が必要です。
ミックスボイスは練習しなくても出せる人もいるのですが、
多くの人は練習しないと出せません。

プロの歌手の方は「この発声がミックスボイス」というような認識を
持っている人は少ないと思います。

 

プロの方は歌の練習をして行く過程で、どのような発声をすれば、
喉に負担がなく歌声を出せるか?というところを、
無意識に行なっている人が多いようです。

Sponsored Link

なので、自然とミックスボイスの発声を習得する人もいます。
生まれつきの才能でミックスボイスをすぐに出せる人もいます。

このような人は本当に稀なので、羨ましいんですが、
ミックスボイスの習得に練習は不可欠です。

 

ミックスボイスに必要なもの

まずミックスボイスは、裏声に響きを加えた声の事で、
なぜミックスボイスが高音を出せるのかというと、
声自体は裏声と同じだからです。

 

なので、ただ裏声が出せるというだけではなく、
「裏声できちんと音程が取れる」「裏声がしっかりと発声出来る」という
2つの事は出来る必要があります。

Sponsored Link

もし裏声を出せない、裏声を出すのが苦手という方は、
ミックスボイスを出す事は不可能だと思います。

ミックスボイスを出したいけど裏声に不安がある方は、
まず裏声を出す事に慣れて行きましょう。

 

他に、ミックスボイスを出す事に必要な事は、裏声を入れると、

・裏声

・鼻腔共鳴

・声門閉鎖

この3つじゃないかなと思います。

 

裏声

裏声はミックスボイスに必要というか、
歌う時にも必要です。

地声のような声質のチェストボイスもあるのですが、
1曲すべてを裏声で歌えるくらいになるのが理想ですね。

 

鼻腔共鳴

頭頂部に向かって声を出す感覚で発声すると、
声は鼻腔(鼻の空洞)を通り、そこで反響します。

裏声を出しながらこの発声をすると、響いた裏声になりやすく、
芯のある強い裏声にする事が出来ます。

 

声門閉鎖

声門閉鎖とは、声帯の事ですね。
声帯は左右に1つずつ、ヒダ状になっています。
この左右の声帯を「声門」と言います。
この声門を締める事を「声門閉鎖」と言います。

基本的に声門は、締めたほうが高音が出やすいです。
チェストボイスでもミックスボイスでも同様です。

 

ミックスボイスの場合、声門の閉じ具合が難しく、
閉じすぎても開けすぎても、ミックスボイスにはなりません。

では、どのくらいの閉じ具合がいいのかというと、
「エッジボイス」が出来るくらいです。

 

エッジボイス

エッジボイスとは何なのか?というと、怖い映画などや、
ゾンビ映画などでよく聞く声です。

お化けやゾンビなどが、地の底から出るような低い声で
「グアアアア・・」というような声ですね。

または、うめき声などでも同じですね。
映画の中で苦しい時などに「グアアアア・・助けて・・」みたいな声を
聞いた事があると思います。

エッジボイスの出し方は、ここをこうするとかではなく、
ゾンビやうめき声の声マネをする事です。

 

さて、このエッジボイスですが、声門はどうなっているのかというと、
ミックスボイスに適しているくらいの締め方なんです。

声門って、喉の奥にあります。
先ほどのゾンビ声やうめき声を出している時、
喉仏の奥で、声帯がしまっている感覚がわかると思います。

声を出していない時と、うめき声を出している時で、
喉仏の奥を意識してみて下さい。
この声帯の締まり具合が、ミックスボイスに必要です。

 

ミックスボイスの出し方

これまでに、必要といったものはぜんぶで3つ。

・裏声

・鼻腔共鳴

・声門閉鎖

ですね。
これから先は声門閉鎖の事を「エッジボイス」として書きますね。

この3つが出来るなら、後はその3つを合わせれば、
ミックスボイスの発声になります。

 

まず裏声は必須です。
この裏声を出しながら、エッジボイスを出してみて下さい。

最初は「普通の声でエッジボイス」で練習をして、
声門閉鎖の練習をします。

 

次に「裏声でエッジボイス」をしてみて下さい。
まあ、ここでつまづくと思います。

「裏声でエッジボイス」は、かなり難しいです。
なので焦らず、じっくり取り組んでみて下さい。

 

または「普通の声でエッジボイス」「裏声でエッジボイス」を、
交互に出してみて下さい。
(出せなくても、出そうと思って下さい。)

最初はゆっくり出していって、徐々に感覚を早くして行きます。
すると偶然の産物で、良い声門閉鎖具合で裏声を出す、
ミックスボイスの元となる声が発声出来る場合があります。

 

普通の「息漏れが多い裏声」ではなくて、
キンキンとした鋭い裏声が出ると思います。

自分では裏声の感覚で出している声でも、録音などで聴いてみると、
地声のような響きがあると思います。
この声をすぐに出せるようになれば、ミックスボイスまであともう少しです。

 

正直、この声でもミックスボイスなんですが、
ここに鼻腔共鳴をプラスする事で、より良質のミックスボイスになります。

ですがまあ、鼻腔共鳴を足して行くよりは、
裏声+エッジボイスの出し方が完璧になるまで、
鼻腔共鳴は意識しなくてもいいです。

 

裏声+エッジボイスが出来るようになったら、
その発声を頭頂部や眉間あたりから出す感覚で発声します。

「裏声+エッジボイス」で鼻腔共鳴が加算されて、
良質のミックスボイスが完成します。

ここまで出来るようになれば、カラオケでもかなりの高音を
出す事が出来るようになります。
ただ、一朝一夕ですぐに出来る事ではないです。

 

このミックスボイスの出し方が出来るようになっても、
例えば声門閉鎖の具合を調節するとか、鼻腔共鳴の共鳴具合を増減するとか、
基本に戻って裏声を練習して行こうとか、いろいろな課題が出て来ます。

それも、ミックスボイスの発声が出来た後で考えればいいので、
まずはミックスボイスを自分のものにしましょう。

Sponsored Link

コメントは受け付けていません。