ミックスボイスは小声で練習するのが良い理由は?大きな声量は駄目?

ロック系のボーカリストの場合、叫んでいるようなイメージで高音を出している歌手が多いです。
なので、ロック系の歌が好きな人だったり、それ以外のパワフル系の声が持ち味の歌手の場合は、特にそういう「叫んでいるような発声」を目にすることが多いです。
ですが、それを一般人がやってしまうのは間違いなんですよね。

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歌というのは、基本的には大声は出さないと思ったほうがいいと思います。
ロック系の歌手も、大声で叫ぶような発声に見える事が多いのですが、実際は叫んでいるわけではないんです。

 

特にミックスボイスの発声などは、特に小声での練習をお勧めします。
それは、大声でミックスボイスの練習をしてしまうと、
「絶対に」ミックスボイスの発声にならないからです。

 

 

ミックスボイスの定義というのは、いろいろとあります。
海外と日本でもちょっと捉え方が違いますし、人によっても様々です。

 

特に多いのは、「楽に高音の発声が出来ればミックスボイス(ヘッドボイス)の発声」と言う方もいれば、「裏声に鼻腔共鳴や声門(声帯)閉鎖を加えて出す高音」を指す事もあります。
後者のミックスボイスに関しては、こちらで解説しています。
ミックスボイスの出し方 練習方法や感覚・コツがこれでわかる!

 

 

 

さて、それでは話を戻しまして。
ミックスボイスには、小声で練習するのが正解という理論についてです。

 

ミックスボイスで必要なのは、声帯の閉鎖具合です。
声帯を締めすぎたり、開けすぎたりすると、ミックスボイスの発声になりません。

 

声帯というのはデリケートな部分で、弱い部分でもあります。
自分で声帯を締めていても、息の強さで広がってしまう事もあるんです。

 

なので、実際はミックスボイスの発声が出来るくらいの具合で声帯を閉じられていても、
息の強さで、ミックスボイスにならないくらい声帯が広がってしまう事もあるんです。

 

なので、声帯が広がらないように、小声(というか声量が弱め・少なめの声)で練習しないと駄目なんです。
これが、小声で練習しなければならない理由です。

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わかりやすく言うと、蛇口に繋いだホースの水ですね。
蛇口をひねって水を出した時、ホースの先端を指で潰すと、勢いよく水が出ます。
例えばこれがミックスボイスのような、鋭い発声だと考えて下さい。

 

でも、その状態でもっと蛇口をひねって水の勢いを上げたら、指で押さえられなくなり、潰したホースが元に戻ります。
水圧でホースが広がってしまっている状態ですね。

 

ホースを声帯と同じだと考えてみて下さい。
さらに、水量を声量と起き変えてみて下さい。

 

せっかくミックスボイスになる声帯の閉鎖(ホースが潰れている状態)が出来ているのに、声量を上げて(水量を上げて)しまうと、ミックスボイスが出る声帯の閉鎖具合から、出ない声帯の閉鎖具合になってしまいます。
なので、大声でミックスボイスの練習をすると言う事は、
自らチャンスを潰してしまっていると考えてもいいんじゃないでしょうか?汗
大声だと、いくら頑張ってもミックスボイスにはならないんです汗

 

 

なのでミックスボイスの練習をする声量としては、話し声くらいか、話し声より少し大きいくらいで充分だと思います。
(話し声などは個人差があるので、曖昧な言い方になりますが)

 

基本的には少なめの声量というのが、
ミックスボイスの習得には、最重要と言ってもいいくらいの大切な部分だと思っています。
それに加えて、鼻腔共鳴だったり声門閉鎖が必要になってくるというイメージでしょうか?

 

仮に、完璧な鼻腔共鳴が出来ていて、完璧な声門閉鎖が出来ているとします。
この状態で、「ミックスボイスに必要な声量」が出来ていれば、ミックスボイスの発声自体は出来ます。

 

でも、声量が強すぎるだけで、ミックスボイスにはなりません。
完璧な声門閉鎖が、声量の大きさによって「ミックスボイスにならない声門の閉鎖」になるからですね。
なので、絶対的に声量の少なさは必要だと言えると思います。

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